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ラックザーからフーコック島へ渡る高速 |
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フーコック島で泊まったコテージ |
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コテージ前の海岸の夕焼け |
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カンボジアを拝める海岸 |
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ホタテ貝柱の串焼き醤油味 |
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巨大シャコの塩茹で |
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巨大アサリの酒蒸し(みたいな料理) |
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渡り蟹の塩茹で |
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いわしの刺身 |
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帰りの飛行機(ベトナム航空・国内線) |
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| カントー市 > ベトナム |
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ベトナムには、これで4回目の訪問である。国土の半分近くは海に面しているが、これまで海の幸をあまり堪能した覚えがなかった。 いつも滞在しているのはホーチミンから車で4時間半ほど西へ離れたカントー市という場所。メコンデルタの中心地でメコンクルーズ(水上マーケット)などで有名な街である。ちなみにメコン川はベトナムから9つの支流に別れ海に流れ込むことから別名「九龍川」クーロン川とも呼ばれている。 カントー市は政府直轄の地で市街地はよく整備されており振興住宅の建設ラッシュを迎えている。建物はフランス統治の名残か意外とおしゃれな家が多く天井も高い。プチ南仏を感じさせる。 比較的、中流の家庭が多く街には新型のバイクが溢れ返っている。子供を英語塾に通わせる余裕のある家も多い。以前、ベトナムに初めて訪れた際、抱いていた雰囲気とはかけ離れていたので大変驚いたものだ。バイクで20分も走ると風景は一変し、川も多くその周りは湿地帯となっておりアマゾンのジャングルにでも来たかのようだ。ここまで来ると川がトイレだったり風呂場だったりする「うるるん」な生活が待っている。 カントー市での家庭料理は川の恩恵が多く川魚の煮た物や、新鮮な野菜や果物も多い。もちろん牛肉や豚肉も多く使われている。お米の臭みもなく、日本食に近い感覚で食べられるので年配の方にもお勧めである。
さて、前置きが長くなったが今回のタイトルでもある「ベトナム食道ら苦?」の話を始めよう。 カントー市から車で2時間半ほど南下するとラックザーという港町に到着。そこから高速船で3時間!アジア最後の楽園と言われるフーコック島に到着した。 もともとベトナムでは中国語も使われていた関係で漢字に直せる単語が多い。フーコック島は漢字で「富国島」と書く。富の国なんて・・・ちょっと良いネーミングだな・・と思いつつガイドの「トン」さんの車でホテルを探す。 ちなみにベトナムではホテルの予約はあまりしない。行き当たりばったり・・というか部屋を見せてもらい値段を交渉(値引き)してから決めることが多いのだ。4件目でようやく条件にピッタリのホテルを発見した。本館の周りに約20ほどのコテージが点在している。綺麗なプールやレストランも併設しており高級の部類に入る。今日、宿泊するコテージから海岸までは徒歩5秒・・・というか目の前が海である。
今まで、ハワイやグアム・サイパンなど素晴らしい海岸を見てきたが・・・ここの夕日には胸を打たれた。ビーチに人が少ないこともあるが、完全に時間が止まったような・・それでいてスローモーションのように日が落ちてゆく。胸が熱くなった。これが本当にベトナム?と思わせるような海岸から見る夕日であった。 夕食はガイドの「トン」さんに連れられ、フーコック島で一番お洒落で美味しいレストランに連れてきてもらった。ホタテの貝柱の串焼き・・・香ばしい醤油の香りと貝のうまみが・・・美味しい♪巨大シャコの塩茹で・・・見た目はかなり怖い・・が濃厚で蟹に近い味わい。これも最高♪巨大アサリの酒蒸し(みたいな)・・・これも大きいが大味ではない。かなりジューシーな味わいでGOOD♪渡り蟹の塩茹で・・・これも濃厚な味わいで上海蟹といい勝負で・・かなり美味しい♪最後は鰯の刺身・・・新鮮なお刺身。ぷりぷりとした食感がたまらない。本当に美味♪
ベトナムに来てこんなに新鮮で美味しい海の幸が食べられるとは思わなかった。幸せである。その他、チャーハンやマグロの鍋など・・・止め処もなく食べつくし部屋に戻った。はしゃぎ過ぎたせいもありお疲れモードに突入。夜10時には就寝。
ふと眼が覚めた。時計は深夜2時である。 なにか体に異変が起こったような感覚・・・ 下痢である・・・トイレに直行! 以下繰り返すこと朝まで15回。 朝9時、同行者たちが観光に出発するが、私は一人コテージでお留守番。腹痛と嘔吐を伴い・・・10時頃にピークを迎えた。「このまま死んでもいい・・」本気でそう思った。このフーコック島の抜けるような青空とコバルトブルーの海。こんな天国のような場所で死ねたら本望である。 普通なら病院送りであろう。午後3時。同行者が心配して早めに戻ってきたようだ。私はいつのまにか眠ってしまったらしい。起こされると若干の腹痛はあるものの下痢はとまったようだ。取りあえず生きていた♪ ガイドのトンさんいわく「刺身に当たったんじゃろ・・・」という訳で、海外で刺身は危険と解っていても・・・。むしょうに食べたくなる雰囲気なので仕方がなかった。という訳で原因は刺身による食中毒と断定。
夕方、浜辺でマッサージをしてもらい夜にはホテルに併設してあるレストランで海の幸を堪能♪(懲りない奴・・) 翌朝、清清しいフーコック島の風を感じながらラックザー行きの飛行機に乗り込む。 ふと思った。 「富の国」・・・この自然と抜けるような青空、コバルトブルーの海。新鮮な海の幸や芳醇な香りのフルーツ。 まさしく富の国である。また、必ず来る。そう思った。
フーコック島は現在、国際空港の建設が始まり政府の方針で2020年までに本格的な国際観光都市に様変わりする。果たしてその時に綺麗な空や海、海岸などが残っているのだろうか?ちょっと寂しい気もするが、アジア最後の楽園には変わりないのである。 今もたまに思い出す・・・ 巨大シャコの顔が怖かったこと。 ガイドのトンさんが出稼ぎにきているのだが、現地妻がいること。(そんなにカッコ良くも・・・) おしりがヒリヒリしていたこと。 抜けるような青い空、心洗われる夕日。気さくなマッサージのオバサンたち。 未舗装の道路が多く車の天井に頭をぶつけてできたタンコブの数々。 本当に美味しかった海の幸やフルーツ。 私を苦しめた鰯の刺身たち。 「ベトナム食道ら苦?」
完。
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